セイコー NH34(NH34A) スペック|GMT機能付き汎用機の諸元
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この記事の確かめ方
❌ 未確認:NH34/NH35をTMI(セイコーインスツル)がB2B(時計メーカー向け)で外販するムーブメントと位置づける一次ソース(TMI/セイコー公式ドメインでの確認はできていない) ✅ 確認日:2026-07-23 ❌ 未確認:石数・振動数(bph)・パワーリザーブ・日差・厚みなど、諸元表に載せるべき数値の一次ソース 🔄 改定を追う:TMI/セイコーの公式ドメインに消費者向けスペックシートが公開され次第、この記事を更新する
結論(先に)
今回、NH34(NH34A)とNH35(NH35A)の諸元を一次ソース(TMI/セイコーの公式ドメイン)で確認しようとしたが、確定できた数値はゼロだった。理由は単純で、NH系はTMIが時計メーカー向けに外販するB2Bムーブメントと言われることが多く、一般消費者向けの公式スペックシートが見当たらない。
他の記事(NH35 スペック等)を書いた際も同じ壁にぶつかっている。この記事も「埋まっていない表」を正直に出す。数字が無い項目は埋めずに空けている。
スペック(現時点で確認できたこと)
| 項目 | NH34(NH34A) | NH35(NH35A) | 状態 |
|---|---|---|---|
| 機能 | GMT針付きの自動巻と言及されることが多い | GMT機能なしの汎用自動巻と言及されることが多い | 未確認(公式一次ソースなし) |
| 石数 | 要確認 | 要確認 | 未確認 |
| 振動数 | 要確認 | 要確認 | 未確認 |
| パワーリザーブ | 要確認 | 要確認 | 未確認 |
| 日差 | 要確認 | 要確認 | 未確認 |
| ハック機能 | 要確認 | 要確認 | 未確認 |
表がスカスカなのは手抜きではない。TMIの公式ドメインに消費者向けスペックシートが見当たらず、確認できていないものを埋めなかっただけだ。
選び方
数値が確認できない以上、このページで「どちらを選ぶべきか」を決めることはできない。今言えるのは構造の話だけだ。GMT針の有無で用途が変わる(2つのタイムゾーンを同時に見たいならGMT機能の有無が分岐点になる、という一般的な語られ方はある)。ただしこれも公式一次ソースでの裏取りはできていないので、実機・実際のスペックは搭載元の時計メーカーやパーツ販売元に個別で確認してほしい。
NH34/NH35 スペックが一次確認できない理由
NH34・NH35は、TMI(セイコーインスツル)が時計メーカー向けに外販するムーブメントという位置づけで語られることが多いが、この位置づけ自体を裏付けるTMI/セイコー公式ドメインの一次ソースは今回のセッションでは確認できていない。NH35A(姉妹機)については当サイトの確認カルテ(2026-07-23確認)で、TMI外販版単体の消費者向けスペックシートは非公開、公式ドメインで取れるのはベースとされる国内向け姉妹キャリバー4R35/4R36の取扱説明書の値だけ、という状況を確認している。NH34Aについても対応する国内向けキャリバーがあるか自体、今回のセッションでは特定できていない(4R34系という呼称を見かけることはあるが公式の裏付けはない)。対応キャリバーの公式取扱説明書が見つかれば一次ソースになりうるが、現時点では要確認のままだ。
未評価の明示
実機での挙動や精度の体感は載せない。このサイトは実機を測らないし、測る予定も無い(やるのはメーカーの技術資料の直読だけ)。公式資料で数字が確認でき次第、確認日付きで表を埋めていく。それまでは「要確認」のまま出す。
対象外にした点
今回のセッションでは、アフターマーケット系の販売サイトや改造フォーラムを一次ソースとして取得・確認する作業は行っていない。仮にそうしたサイトに石数・振動数・パワーリザーブなどの数値が掲載されていたとしても、TMI/セイコーの公式ドメインでない限りこのサイトの一次ソース基準を満たさないため、本文には採用しない方針にしている。出典が無い数字は載せていない。
確認日: 2026-07-23。料金・仕様は改定されうる。契約前・購入前は必ず公式で確認してほしい。
NH34の全高5.32mmと日差の工場出荷基準をTMI公式資料で確認した
前回、NH34とNH35の違いをGMT機能の有無として紹介したが、その裏付けを取り直した。今回はTMI公式サイトの製品ラインナップページに加えて、NH3シリーズ(NH34A/35A/36A/37A/38A/39A)を対象にしたTechnical Guide PDFと、NH34専用のSpec Sheet PDFを確認した。
TMI公式の製品ラインナップページには、NH34の項目として「Centre GMT hand 3 hands / date」「21,600 vibrations per hour (3Hz)」「24 jewels」「Height: 5.32mm」が並んでいる。GMT針付きという記載は、僕の推測ではなくこのページの文字列そのものだ。
全高は5.32mm。この数値はもう一段確認できた。NH34A/35A/36A/37A/38A/39Aを一つの資料で扱うTechnical Guide PDFにも「Total height 5.32 mm」とあり、製品ページの数値と一致する。別ファイル同士が一致したので、NH34の全高5.32mmは確認できたと言っていい。
このTechnical Guide PDFには、製品ページには無い数値も載っていた。工場出荷時の精度基準だ。日差は公称値。「- 20 ~ + 40 seconds per day」という値が、フル巻き上げ後10〜60分以内・カレンダー機能を止めた状態での測定という条件付きで示されている。実測値ではない。カレンダー(日付表示)を動かした状態や個体差で、この範囲を外れることはありうる。
石数24石・振動数21,600振動/時(3Hz)も、製品ページとTechnical Guide PDFの両方で確認が取れた。ここは前回の記事の「要確認」から確認済みに昇格させる。
一方でNH35側の同じ製品ラインナップページの記載は、今回は出典として使わない。NH34とNH35の項目が同じページの中で隣接して並んでいて、機械的な照合では取り違えのリスクがあると判断したためだ。NH35固有の数値は、NH35単体のスペックシートかTechnical Guide PDFで別途確認できてから改めて書く。
未評価:実機の日差・巻き上げ感触・仕上げは今回も確認していない。工場出荷基準の日差はあくまで公称値だ。
確認日: 2026-08-02。仕様は改定されうる。購入前は公式で確認してほしい。