キャリバーDB腕時計ムーブメントの諸元を公式一次ソースで確かめる

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最終更新 2026-08-21諸元は出典つきで確認・取れていない値は書きません

ETA 2836-2 スペック|デイデイト付き2824系の諸元を確認(2026-08-21確認)

公開

寸法と諸元を図で見る

カルテの値をそのまま作図したものです。図の下に元の値の文字列・出典・確認日を置いています。

ETA 2824-2 の外径(実寸比の作図)
外径: 11½線(Ø25.60mm)カルテの数値だけから作図。ムーブメントの意匠は描いていない(形の再現ではなく寸法の図)。Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の厚み(外径と同じ縮尺の側面図)
厚み: 4.60mmTier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の石数
石数: 25石Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の振動数と秒針の刻み
振動数: 28,800振動/時(4Hz)Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23

ETA 2836-2 スペック|デイデイト付き2824系の諸元を確認(2026-08-21確認)

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結論(先に)

ETA 2836-2は、ETA 2824-2をベースに曜日(デイ)と日付(デイト)の2窓表示を追加したキャリバーだ。CaliberCornerの解説がベース関係をそのまま書いている=『2836-2はETA 2824-2をベースに、主な違いはデイデイト機構』。ETAはB2Bの業者向け供給元で、2836-2も2824-2と同じく一般消費者向けの公式スペックページを持たない。だから今回は、ベースの2824-2は僕が確認済みのETA公式技術資料(Technical Communication)の値をそのまま並べ、2836-2は数値を書かずに、CaliberCornerで確認できた機構面(自動巻・ハックあり・デイデイト表示)だけを文章で紹介する。

ETA 2824-2の諸元(ETA公式技術資料で確認済み)

項目 値
駆動方式 自動巻+手巻き併用
ハック機能 あり(ストップレバー:部品番号9433)
直径 11½線(Ø25.60mm)
厚み 4.60mm
パワーリザーブ 38時間
石数 25石
振動数 28,800振動/時(4Hz)
表示機構 デイトのみ

ETA 2836-2について分かっていること(CaliberCorner・数値は未確認)

2836-2の数値(振動数・石数・パワーリザーブ・直径・厚み)は、今回の裏取りでは出典付きで確認できなかった。ETA公式のTechnical Communication原文に2836-2側で辿り着けておらず、CaliberCornerのページにも数値の逐語引用として立てられる箇所を見つけられなかったため、数字としては書かないことにした。

一方で、機構面の記載は見つかった。CaliberCornerの表記では駆動方式は『Automatic , self-winding mechanical』=自動巻き機械式、ハック機能は『Hacking Seconds? Yes』=あり。ベースの2824-2はこの2点をETA公式技術資料で確認済みなので、方向性としては矛盾しない。ただし2836-2側の裏取りはCaliberCornerの記載までで、ETA公式原文までは辿れていない。

表示機構は2824-2のデイトのみに対し、2836-2は曜日と日付の2窓表示が追加される。これがCaliberCornerの言う『主な違い』にあたる。

ETA 2801の機械式ムーブメント(同じETA製の機械式ムーブメントの例で、2824-2・2836-2そのものの写真ではない) 出所: Wikimedia Commons(Micky Aldridge, CC BY 2.0)

選び方

デイトだけで足りるなら2824-2、曜日表示も欲しいなら2836-2という住み分けだ。ただし2836-2について、僕は公式のTechnical Communication原文を直接読めていない。数値が知りたい場合は、購入前にメーカーまたは仕入れ先へ確認日つきで問い合わせてほしい。

数字の読み方

今回はっきり書けるのは2824-2の数値だけだ。2836-2は『ベースは2824-2でデイデイトが主な違い』という関係性までは確認できたが、そこから振動数やパワーリザーブが同じかどうかを僕が推測で埋めることはしない。デイデイト機構を積むことで輪列や香箱の設計が変わり数値が変わる可能性はあるが、それは僕の推測であって確認した事実ではないので、そう区別して書く。

ベースの2824-2について、より詳しい確認済みの諸元は確認カルテ /tools/eta-2824-2/ にまとめてある。2836-2の確認カルテは /tools/eta-2836-2/ に置いてあるが、今日時点では数値の確定項目がまだ無い。

公式の一次情報を辿りたい場合は、ETA SA(https://www.eta.ch/)から順に照会するのが確実だ。ETAはB2Bの業者向け供給が中心で、末端消費者向けの個別スペックページは用意されていない。

確かめ方と未評価

✅ 公式で確認した項目:ETA 2824-2の駆動方式・ハック・直径・厚み・パワーリザーブ・石数・振動数(ETA公式Technical Communication、確認日2026-07-23)。 ✅ 参考情報として確認した項目:ETA 2836-2の駆動方式・ハック機能・2824-2ベースであること・デイデイト表示の有無(CaliberCorner、確認日2026-08-21)。 ❌ 未評価・未確認:ETA 2836-2の振動数・石数・パワーリザーブ・直径・厚みの具体的な数値(出典を確認できず今回は書いていない)。実機の精度・巻き上げ感・仕上げも同様に未評価で、僕は実機を所有・測定していない。 🔄 確認の手順は /methodology にまとめてある。仕様はいつ変わってもおかしくないので、買う前・仕入れる前には必ず公式を見てほしい。確認日:2026-08-21。

残りの諸元の図

ETA 2824-2 のパワーリザーブ
パワーリザーブ: 38時間比較用の24時間は「1日」という定義値であって他社の値ではない。Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の諸元は何を根拠にしているか
Tier A/B/C/D の定義は /methodology に全部書いています確認 2026-07-23

当DBの中でどのあたりか

当サイトのカルテのうち値が取れているものだけを数えた分布です。橙の線がこの記事のキャリバーの位置。

当DBのキャリバーの厚みの分布
厚みの値が取れているカルテ 48 件を1mm刻みで数えたもの(各値の出典は各カルテの表に記載)
当DBのキャリバーの外径の分布
外径(またはケーシング径)が取れているカルテ 47 件を2mm刻みで数えたもの
当DBのキャリバーのムーブメントサイズ(リーニュ)の分布
ムーブメントサイズ(‴)が取れているカルテ 46 件を1リーニュ刻みで数えたもの(1‴ = 2.2558mm)
外径と厚みの関係(当DB全体)
外径と厚みの両方が取れているカルテ 47 件。橙の輪がこの記事のキャリバー。
当DBのキャリバーの製造国の内訳
当DBのキャリバーの製造国の内訳=当DBのカルテ 44 件の値の文字列をそのまま数えたもの(多い順に最大8種類・各値の出典は各カルテの表)
当DBのカルテ 52 件で値が取れている項目の数
カルテ 52 件のうち、その項目に出典つきの値が入っているものを数えたもの(空欄=一次資料で確認できていない項目)
当DBの値を根拠の階級(tier)で数えた内訳
カルテ 52 件に入っている値 529 個を tier 別に数えたもの(各 tier の定義は /methodology)
当DBのキャリバーの石数の分布
石数が取れているカルテ 44 件を2石刻みで数えたもの

よくある質問

QETA 2836-2とETA 2824-2の一番の違いは何ですか
A

CaliberCornerの解説では『caliber 2836-2 is based on the ETA caliber 2824-2 with the main difference being that the 2836 has a day-date calendar complication』とあり、ベースは2824-2で、違いは曜日・日付の2窓表示(デイデイト)の有無。それ以外の駆動方式やハック機能は同ページ上で2836-2も2824-2と同じ『あり』の記載だが、僕はETA公式のTechnical Communication原文で2836-2側を直接確認できていない(確認日2026-08-21)。

QETA 2836-2は自動巻きですか
A

CaliberCornerの表記では『Automatic , self-winding mechanical』。ベースの2824-2も同じ自動巻+手巻き併用で、ETA公式技術資料で確認済み。2836-2側はCaliberCornerの記載であり、僕はETA公式原文までは辿れていない(確認日2026-08-21)。

QETA 2836-2にハック機能(秒針停止)はありますか
A

CaliberCornerの表記で『Hacking Seconds? Yes』。ベースの2824-2はETA公式技術資料でハックあり(ストップレバー:部品番号9433)と確認済み。2836-2はCaliberCorner側の記載にとどまる(確認日2026-08-21)。

QETA 2836-2の振動数・石数・パワーリザーブ・直径は分かりますか
A

今回の裏取りでは分からなかった、というのが正直な答え。ETAはB2Bの業者向け供給元で2836-2の一般消費者向け公式スペックページが無く、この回では2836-2自身の数値を出典付きで確認できなかったため、数値としては書かないことにした。ベースの2824-2の同項目はETA公式技術資料で確認できる。数値が分かり次第、出典付きで追記する(確認日2026-08-21)。

QETA 2836-2は今も新規で手に入りますか
A

僕はETA公式サイト上でこの点を裏取りできていない。供給状況は仕入れ先やETA公式へ確認日を明記した上で個別に確認してほしい(確認日2026-08-21時点で僕は未確認)。

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