キャリバーDB腕時計ムーブメントの諸元を公式一次ソースで確かめる

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最終更新 2026-08-06諸元は出典つきで確認・取れていない値は書きません

駆動方式の違い|自動巻・手巻・クオーツを諸元で比較(確認日2026-08-05)

公開

寸法と諸元を図で見る

カルテの値をそのまま作図したものです。図の下に元の値の文字列・出典・確認日を置いています。

Seiko NH35A の外径(実寸比の作図)
外径: 27.4mm(公式取説に記載なし=業者資料の参考値)カルテの数値だけから作図。ムーブメントの意匠は描いていない(形の再現ではなく寸法の図)。Tier D(参考値・メーカー非公式)出典: calibercorner.com
Seiko NH35A の厚み(外径と同じ縮尺の側面図)
厚み: 5.32mm(公式取説に記載なし=業者資料の参考値)Tier D(参考値・メーカー非公式)出典: calibercorner.com
Seiko NH35A の石数
石数: 23石(4R35国内公式)/24石(NH35A外販版・業者資料が一致)※両論併記Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ベース機 Seiko 4R35取説PDF(23石)+CaliberCorner/namokiMODS等の業者資料(24石)確認 2026-07-23
Seiko NH35A の振動数と秒針の刻み
振動数: 21,600振動/時(6振動/秒=3Hz)Tier A(メーカーの技術資料)出典: ベース機 Seiko 4R35取説PDF(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23

駆動方式の違い|自動巻・手巻・クオーツを諸元で比較(確認日2026-08-05)

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結論(先に)

駆動方式が違うと、比べる単位そのものが変わります。自動巻・手巻は「日差」と「時間(持続時間)」、クオーツは「月差・年差」と「電池寿命」で語られます。セイコーの4R35/4R36取扱説明書には「精度はクオーツウオッチが月差・年差であるのに対し、メカニカルウオッチは日差(一日あたりの進み・遅れ)となります」とはっきり書かれています。僕が公式資料で確認できた範囲では、4R35(自動巻・手巻つき)の公称精度は日差+45秒〜-35秒、持続時間は最大巻上時で約41時間でした。ロンダ715については、今回アクセスできた公式ページの本文から駆動方式そのものを含めて具体的な記述や数値を引用できる形では確認できなかったため、この記事では715固有の記述は一切載せていません。単位の考え方が違う、という構造だけは公式資料の記述から言えます。

諸元(4R35=NH35のベース機)

項目 4R35(NH35のベース機・自動巻)
駆動方式 ぜんまい巻〈自動巻(手巻つき)〉
精度(公称) 日差+45秒〜-35秒(気温5〜35℃・腕装着時)
持続時間 最大巻上時 約41時間
毎時振動数 21,600振動/時(6振動/秒)
石数 23石(4R35国内公式)/24石(NH35A外販版・業者資料が一致・両論併記)

4R35の値はセイコー公式取説PDFから、確認日2026-08-05で取りました。ロンダ715についても同じ形式の表を作ろうとしましたが、今回アクセスできたロンダ公式ページの本文からは、駆動方式の判定を含めて上と同じ粒度で引用できる情報を確認できませんでした。なので表には載せず、単位の考え方の違いだけを次の章で説明します。

ETA 2801の機械式ムーブメント。輪列と歯車が密に組まれている 出所: Wikimedia Commons

選び方

毎日腕に着けて自分で時間合わせをする手間を許容できるなら自動巻・手巻。電池交換だけで長期間ほったらかしにしたいならクオーツ。この記事はどちらが優れているかを判定しません。用途で決まる話です。

駆動方式ごとの数字の読み方

自動巻・手巻=ぜんまいとローター

4R35はセイコー公式取説PDFで「ぜんまい巻〈自動巻(手巻つき)〉」と明記されています。りゅうずを0段目まで押し込んだ状態で回すと手巻きができ、腕の動きでローターが回転すればぜんまいが自動で巻き上がります。持続時間は最大巻上時で約41時間。これは毎日腕から外す人が気にすべき数字です。

ロンダ715については今回書けること

ロンダ715について、今回僕がアクセスできたロンダの公式ページの本文からは、駆動方式そのものを含めて具体的な仕組み・電池寿命・寸法・石数のいずれも、引用できる形では確認できませんでした。DBカルテにも記載がなく、根拠の無い分類や数値の断定を載せるとかえって不正確になるため、この記事では715固有の技術的な主張は一切書きません。確認でき次第、確認日つきで追記します。

精度の単位が違う理由

機械式は「日差」、クオーツは「月差・年差」で語られるのが一般的な業界慣行です。セイコーの4R35/4R36取扱説明書には「精度はクオーツウオッチが月差・年差であるのに対し、メカニカルウオッチは日差(一日あたりの進み・遅れ)となります」と明記されています。4R35の日差+45秒〜-35秒は、この文の言う「メカニカルウオッチの日差」の実例です。ロンダ715については駆動方式そのものを含めて今回確認できていないため、ここでは単位の考え方の違いだけを示します。日差を月差に単純な掛け算で換算することもできますが、機械式の日差は日々の姿勢差や巻き上げ量でぶれる数字なので、僕はその換算値を本文には載せていません。

より詳しい諸元は各キャリバーの確認カルテ(/tools/nh35/)とメーカー公式ページで確認してください。

確かめ方と未評価

✅公式で確認した項目:4R35の駆動方式・精度・持続時間・振動数・石数(セイコー公式取説PDF、確認日2026-08-05)。 ✅手法は /methodology を参照してください。 ❌未評価:実機の精度・巻き上げ感・仕上げ。僕は両キャリバーの実機を測っていません。ここに書いたのは公式資料に載っている公称値だけです。 ❌ロンダ715固有の情報(駆動方式の判定・具体的な仕組み・寸法・精度・電池寿命・石数):今回アクセスできた公式ページの本文からは引用できる形で確認できず、本文には掲載していません。 🔄両社とも仕様は改定されうるため、購入前に必ず公式ページで最新の値を確認してください。

残りの諸元の図

Seiko NH35A の公称精度の幅
精度: 4R35国内公式:日差 +45秒〜-35秒(気温5℃〜35℃・腕装着時)メーカーの公称値の幅をそのまま数直線にした図(当サイトで測った値ではない)。Tier A(メーカーの技術資料)出典: ベース機 Seiko 4R35取説PDF(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
Seiko NH35A のパワーリザーブ
パワーリザーブ: 約41時間(ベース機4R35公式値)比較用の24時間は「1日」という定義値であって他社の値ではない。Tier A(メーカーの技術資料)出典: ベース機 Seiko 4R35取説PDF(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
Seiko NH35A の諸元は何を根拠にしているか
Tier A/B/C/D の定義は /methodology に全部書いています確認 2026-07-23

当DBの中でどのあたりか

当サイトのカルテのうち値が取れているものだけを数えた分布です。橙の線がこの記事のキャリバーの位置。

当DBのキャリバーの厚みの分布
厚みの値が取れているカルテ 48 件を1mm刻みで数えたもの(各値の出典は各カルテの表に記載)
当DBのキャリバーの外径の分布
外径(またはケーシング径)が取れているカルテ 47 件を2mm刻みで数えたもの
当DBのキャリバーのムーブメントサイズ(リーニュ)の分布
ムーブメントサイズ(‴)が取れているカルテ 46 件を1リーニュ刻みで数えたもの(1‴ = 2.2558mm)
外径と厚みの関係(当DB全体)
外径と厚みの両方が取れているカルテ 47 件。橙の輪がこの記事のキャリバー。
当DBのキャリバーの製造国の内訳
当DBのキャリバーの製造国の内訳=当DBのカルテ 44 件の値の文字列をそのまま数えたもの(多い順に最大8種類・各値の出典は各カルテの表)
当DBのカルテ 50 件で値が取れている項目の数
カルテ 50 件のうち、その項目に出典つきの値が入っているものを数えたもの(空欄=一次資料で確認できていない項目)
当DBの値を根拠の階級(tier)で数えた内訳
カルテ 50 件に入っている値 514 個を tier 別に数えたもの(各 tier の定義は /methodology)
当DBのキャリバーの石数の分布
石数が取れているカルテ 42 件を2石刻みで数えたもの

よくある質問

Q自動巻と手巻の違いは何ですか
A

どちらもぜんまいを動力源にする点は同じです。自動巻は腕の動きでローターが回りぜんまいを巻き上げる機構が追加されており、4R35はこの自動巻に手巻機構を併せ持ちます。セイコー4R35公式取説PDF(確認日2026-08-05)には「ぜんまい巻〈自動巻(手巻つき)〉」と明記されています。ケースを開けず巻けるのが自動巻の特徴で、詳しくはNH35の確認カルテ(/tools/nh35/)を見てください。

Q精度の表し方は駆動方式によってどう違いますか
A

精度の語られ方自体が違います。セイコー4R35/4R36公式取説PDF(確認日2026-08-05)には「精度はクオーツウオッチが月差・年差であるのに対し、メカニカルウオッチは日差(一日あたりの進み・遅れ)となります」と明記されています。4R35(自動巻)の公称精度は日差+45秒〜-35秒(気温5〜35℃・腕装着時、同PDF)です。ロンダ715については、今回僕がアクセスできたロンダ公式ページの本文からは駆動方式を含めて引用できる形で確認できなかったため、ここには載せていません。単位が「日差」と「月差・年差」で異なる、という構造だけは公式資料の記述から言えます。

Q駆動方式によってパワーリザーブや電池寿命はどう違いますか
A

自動巻・手巻は「持続時間」、クオーツは「電池寿命」という別の指標で語られるのが一般的です。4R35は最大巻上時で約41時間(セイコー公式取説PDF確認日2026-08-05)です。ロンダ715については、駆動方式そのものを含めて今回確認できた公式ページの本文からは引用できる形で確認できなかったため、電池寿命の月数はもちろん、駆動機構の具体的な記述もこの記事には書いていません。

Q石数の表記は駆動方式によってどう違いますか
A

石数は輪列やてこなどの摩耗を減らす軸受けの数です。ベース機の4R35はセイコー公式取説PDF(確認日2026-08-05)で23石、外販版のNH35Aは複数の業者資料が一致して24石としています(メーカー非公式の参考値・両論併記)。ロンダ715自体の石数は、今回確認できた公式ページの本文からは引用できる形で確認できなかったため、この記事には具体的な数字を書いていません。

この記事で触れたもの