6R35のパワーリザーブと精度をメーカー公式資料で確認する
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結論(先に)
6R35はセイコーの自動巻(手巻つき)ムーブメントです。6R35のカルテの元になっているセイコー公式取説PDFの諸元早見表を見ると、パワーリザーブは最大巻上時で約70時間、精度は日差+25秒〜-15秒(気温5℃〜35℃・腕装着時・工場出荷時調整値)とはっきり書かれています。振動数は21,600振動/時、石数は24石。この4つは僕が公式PDFの1枚の表から直接読み取った数字で、口コミや業者資料は使っていません。
6R31/6R35/6R38共通の諸元表
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 対象 | 6R35(6R31・6R38と共通表) |
| 駆動方式 | ぜんまい巻〈自動巻(手巻つき)〉 |
| ハック機構 | あり |
| 毎時振動数 | 21,600振動/時間(6振動/秒) |
| パワーリザーブ | 最大巻上時 約70時間 |
| 石数 | 24石 |
| 精度(日差) | +25秒〜-15秒(気温5℃〜35℃・腕装着時・工場出荷時調整値) |
直径・厚みは公式取説に記載がないため、この表からは落としています。石数24石・振動数21,600振動/時はこの3機種で共通です。詳しいカルテは/tools/6r35/にまとめています。
日差の公称値をどう読むか
公称の日差は、工場出荷時に調整された値です。6R35の公式取説にも「携帯時間、温度、腕の動き、ぜんまいの巻き上げ量などによっては上記精度の範囲を超える場合がある」と明記されています。つまり+25秒〜-15秒という数字は、個体や使い方でそのまま外れうる幅だということです。実際に自分の腕で何秒ズレるかは、公式資料からは分かりません。そこは正直に空けます。
パワーリザーブ約70時間の中身
公式取説の諸元早見表には「5.持続時間 最大巻上時 約70時間」とだけ書かれています。巻き上げ方法(りゅうずか腕の動きか)によって満巻きまでの時間が変わるかどうかは、この取説からは確認できませんでした。70時間はあくまで満巻き状態からの持続時間の公称値です。
精度の条件を分けて読む理由
+25秒〜-15秒という幅には、必ず「気温5℃〜35℃・腕装着時」という条件が付きます。条件を外して「日差-15〜+25秒」とだけ書くと、工場出荷時の調整値だという前提が抜け落ちます。僕は6R35の公式取説PDFを2026-08-05に確認し、この条件込みの数字だけを引いています。
石数と振動数は3機種で共通している
6R31・6R35・6R38は、りゅうず段数や日付表示の有無こそ違いますが、振動数21,600振動/時と石数24石は3機種共通です。取説内の諸元表もこの3機種を1つの表にまとめて掲載しています。系統が同じムーブメントファミリーだからこそ、この表は共有して読めます。
確かめ方と未評価
公式で確認した項目は駆動方式・ハック機構・振動数・パワーリザーブ・精度(日差)・石数(確認日 2026-08-05・出所はセイコー公式取説PDF)。手法は/methodologyで公開しています。直径と厚みは公式取説に記載がなく、業者資料は出典を一次確認できていないため掲載していません。実機の精度・巻き上げ心地・仕上げも未評価です。僕はまだ実機を測っていません。仕様は改定されることがあるため、購入前に必ず公式で確認してください。