キャリバーDB腕時計ムーブメントの諸元を公式一次ソースで確かめる

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最終更新 2026-08-10諸元は出典つきで確認・取れていない値は書きません

ムーブメント直径(リーニュ)とは|寸法表記の読み方(確認日2026-07-23)

公開

寸法と諸元を図で見る

カルテの値をそのまま作図したものです。図の下に元の値の文字列・出典・確認日を置いています。

ETA 2824-2 の外径(実寸比の作図)
外径: 11½線(Ø25.60mm)カルテの数値だけから作図。ムーブメントの意匠は描いていない(形の再現ではなく寸法の図)。Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の厚み(外径と同じ縮尺の側面図)
厚み: 4.60mmTier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の石数
石数: 25石Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の振動数と秒針の刻み
振動数: 28,800振動/時(4Hz)Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23

ムーブメント直径(リーニュ)とは|寸法表記の読み方

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結論(先に)

ETA 2824-2の公式Technical Communicationでは、直径が「11½線」とリーニュ表記され、同じ資料の中でØ25.60mmというミリ換算値も確認できます(確認日2026-07-23)。僕が今回確認できたのはこの1キャリバー分の実例だけです。ミヨタ9015については、直径の数値を確認できる公式資料にまだ辿り着けていません。

確認できた寸法(ETA 2824-2)

項目 出所 確認日
直径(リーニュ表記) 11½線 ETA公式Technical Communication(darthalexミラー) 2026-07-23
直径(mm換算) Ø25.60mm 同上 2026-07-23
厚み 4.60mm 同上 2026-07-23

ミヨタ9015の同じ行は、僕がまだ公式資料で確認できていないため、この表には載せていません。

ムーブメントの直径を測るイメージ 出所: ETA SA公式サイト

リーニュという表記について、僕が確認できた範囲

ETA 2824-2の公式資料では、ムーブメントの直径が「11½線」という形で表記されていました。同じ資料の同じ項目にØ25.60mmというミリ表記も並んでいたので、この記事ではその2つをそのまま記録します。

短く言うと、この資料の中ではリーニュとmmが同じ直径を指す2つの書き方として併記されています。ただし、「リーニュ」という単位が時計業界全体でいつからどう使われてきたか、1リーニュが何mmに当たるかという換算係数そのものは、僕が確認した資料の中には明記されていませんでした。だから、この記事ではその一般的な定義や換算係数を書くことはしません。書けるのは、ETAが自分で両方を書いた「11½線」と「Ø25.60mm」というペアだけです。

メーカーによって、リーニュ表記を出す所と出さない所があります。ETAはB2B供給元で、一般向けの公式スペックページは持っていません。今回参照したのは、ETAが発行したTechnical Communication(技術資料)で、公式サイト(eta.ch)が外部からアクセス遮断されることがあるため、第三者ミラー経由で内容を確認しました。

ETA 2824-2の確認カルテには、直径・厚み・パワーリザーブなど、同じ資料から確認した他の項目もまとめてあります。

寸法表記を読むときに、僕が気をつけていること

1つ目は、リーニュとmmを混ぜて計算しないことです。資料に両方書いてあればそのまま両方を記録しますが、片方しか書いていない資料から、僕が勝手にもう片方を計算で作ることはしません。数字を1つ増やすたびに、その数字がどの資料のどの行から来たかを、自分で辿れる状態にしておきたいからです。

2つ目は、系統が違うムーブメントの数値を混ぜないことです。ETA 2824-2のような自動巻ベースキャリバーと、他社の別系統のキャリバーとでは、同じ「直径」という項目名でも、測定条件やケーシング径の定義が同じとは限りません。名指しできない数値は、名指しできないまま書きます。

3つ目は、確認できていない項目を、それらしい数値で埋めないことです。ミヨタ9015の直径は、僕がまだ公式資料に辿り着けていません。「一般的にはこのクラスなら◯mm前後」というような書き方は、この記事ではしません。分からないことは、分からないと書きます。

実機を1本も測っていないので、僕が言えるのはここまでです。組み込みたいケースとの互換性を最終確認したい場合は、メーカーの公式仕様ページを直接見ることをおすすめします。

確かめ方と未評価

この記事でETA 2824-2について書いた数値(11½線・Ø25.60mm・4.60mm)は、ETA公式のTechnical Communication(2026-07-23取得の第三者ミラー経由)で確認したものです。手法の詳細は/methodologyにまとめています。ミヨタ9015の直径については、公式資料での確認が取れていないため、この記事では数値を書いていません(未評価)。実機の精度・仕上げ・装着感についても、僕は測っていないため未評価とし、各メーカーの公式仕様ページの確認をおすすめします。仕様は改定されることがあるため、購入前には必ず公式サイトでの確認をお願いします。(確認日: 2026-07-23)

残りの諸元の図

ETA 2824-2 のパワーリザーブ
パワーリザーブ: 38時間比較用の24時間は「1日」という定義値であって他社の値ではない。Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の諸元は何を根拠にしているか
Tier A/B/C/D の定義は /methodology に全部書いています確認 2026-07-23

当DBの中でどのあたりか

当サイトのカルテのうち値が取れているものだけを数えた分布です。橙の線がこの記事のキャリバーの位置。

当DBのキャリバーの厚みの分布
厚みの値が取れているカルテ 48 件を1mm刻みで数えたもの(各値の出典は各カルテの表に記載)
当DBのキャリバーの外径の分布
外径(またはケーシング径)が取れているカルテ 47 件を2mm刻みで数えたもの
当DBのキャリバーのムーブメントサイズ(リーニュ)の分布
ムーブメントサイズ(‴)が取れているカルテ 46 件を1リーニュ刻みで数えたもの(1‴ = 2.2558mm)
外径と厚みの関係(当DB全体)
外径と厚みの両方が取れているカルテ 47 件。橙の輪がこの記事のキャリバー。
当DBのキャリバーの製造国の内訳
当DBのキャリバーの製造国の内訳=当DBのカルテ 44 件の値の文字列をそのまま数えたもの(多い順に最大8種類・各値の出典は各カルテの表)
当DBのカルテ 50 件で値が取れている項目の数
カルテ 50 件のうち、その項目に出典つきの値が入っているものを数えたもの(空欄=一次資料で確認できていない項目)
当DBの値を根拠の階級(tier)で数えた内訳
カルテ 50 件に入っている値 514 個を tier 別に数えたもの(各 tier の定義は /methodology)
当DBのキャリバーの石数の分布
石数が取れているカルテ 42 件を2石刻みで数えたもの

よくある質問

Qリーニュとは何ですか
A

僕が確認できた範囲では、ETA公式のTechnical Communicationは2824-2の直径を「11½線」と表記し、同じ資料の中でØ25.60mmというミリ換算値も記載しています(確認日2026-07-23)。「リーニュ」という言葉が時計業界一般でどう定義されてきたかを裏付ける一次資料は今回確認できなかったため、その定義自体はここでは断定しません。1リーニュが何mmかという換算係数そのものも、この資料には書かれていません。

QETA 2824-2の直径は何mmですか
A

公式Technical Communication(ETA発行、darthalex経由の第三者ミラー)でØ25.60mm、リーニュ表記で11½線と確認しています(確認日2026-07-23)。厚みは4.60mmです。

Qミヨタ9015の直径は何mmですか
A

僕が確認できたミヨタ9015のDBカルテ・公式資料には、直径の数値がまだ載っていません。メーカー公式では確認できなかったため、この記事では数値を書かず、/tools/miyota-9015/ か公式仕様ページでの確認をおすすめします。

Qリーニュ表記とmm表記はどちらを見ればいいですか
A

ケースとの互換性を見るならmm表記のほうが実務的です。ETA 2824-2のようにメーカー資料がリーニュとmmを併記している場合は、僕は逐語で両方を記録するようにしています(確認日2026-07-23)。リーニュだけでmm換算が資料に無い場合、僕は自分で係数をかけて数値を作ることはしません。

この記事で触れたもの