ムーブメント直径(リーニュ)とは|寸法表記の読み方
本サイトのリンクには広告(アフィリエイト)を含む場合があります。
結論(先に)
ETA 2824-2の公式Technical Communicationでは、直径が「11½線」とリーニュ表記され、同じ資料の中でØ25.60mmというミリ換算値も確認できます(確認日2026-07-23)。僕が今回確認できたのはこの1キャリバー分の実例だけです。ミヨタ9015については、直径の数値を確認できる公式資料にまだ辿り着けていません。
確認できた寸法(ETA 2824-2)
| 項目 | 値 | 出所 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 直径(リーニュ表記) | 11½線 | ETA公式Technical Communication(darthalexミラー) | 2026-07-23 |
| 直径(mm換算) | Ø25.60mm | 同上 | 2026-07-23 |
| 厚み | 4.60mm | 同上 | 2026-07-23 |
ミヨタ9015の同じ行は、僕がまだ公式資料で確認できていないため、この表には載せていません。
出所: ETA SA公式サイト
リーニュという表記について、僕が確認できた範囲
ETA 2824-2の公式資料では、ムーブメントの直径が「11½線」という形で表記されていました。同じ資料の同じ項目にØ25.60mmというミリ表記も並んでいたので、この記事ではその2つをそのまま記録します。
短く言うと、この資料の中ではリーニュとmmが同じ直径を指す2つの書き方として併記されています。ただし、「リーニュ」という単位が時計業界全体でいつからどう使われてきたか、1リーニュが何mmに当たるかという換算係数そのものは、僕が確認した資料の中には明記されていませんでした。だから、この記事ではその一般的な定義や換算係数を書くことはしません。書けるのは、ETAが自分で両方を書いた「11½線」と「Ø25.60mm」というペアだけです。
メーカーによって、リーニュ表記を出す所と出さない所があります。ETAはB2B供給元で、一般向けの公式スペックページは持っていません。今回参照したのは、ETAが発行したTechnical Communication(技術資料)で、公式サイト(eta.ch)が外部からアクセス遮断されることがあるため、第三者ミラー経由で内容を確認しました。
ETA 2824-2の確認カルテには、直径・厚み・パワーリザーブなど、同じ資料から確認した他の項目もまとめてあります。
寸法表記を読むときに、僕が気をつけていること
1つ目は、リーニュとmmを混ぜて計算しないことです。資料に両方書いてあればそのまま両方を記録しますが、片方しか書いていない資料から、僕が勝手にもう片方を計算で作ることはしません。数字を1つ増やすたびに、その数字がどの資料のどの行から来たかを、自分で辿れる状態にしておきたいからです。
2つ目は、系統が違うムーブメントの数値を混ぜないことです。ETA 2824-2のような自動巻ベースキャリバーと、他社の別系統のキャリバーとでは、同じ「直径」という項目名でも、測定条件やケーシング径の定義が同じとは限りません。名指しできない数値は、名指しできないまま書きます。
3つ目は、確認できていない項目を、それらしい数値で埋めないことです。ミヨタ9015の直径は、僕がまだ公式資料に辿り着けていません。「一般的にはこのクラスなら◯mm前後」というような書き方は、この記事ではしません。分からないことは、分からないと書きます。
実機を1本も測っていないので、僕が言えるのはここまでです。組み込みたいケースとの互換性を最終確認したい場合は、メーカーの公式仕様ページを直接見ることをおすすめします。
確かめ方と未評価
この記事でETA 2824-2について書いた数値(11½線・Ø25.60mm・4.60mm)は、ETA公式のTechnical Communication(2026-07-23取得の第三者ミラー経由)で確認したものです。手法の詳細は/methodologyにまとめています。ミヨタ9015の直径については、公式資料での確認が取れていないため、この記事では数値を書いていません(未評価)。実機の精度・仕上げ・装着感についても、僕は測っていないため未評価とし、各メーカーの公式仕様ページの確認をおすすめします。仕様は改定されることがあるため、購入前には必ず公式サイトでの確認をお願いします。(確認日: 2026-07-23)