NH38とNH35の違いを整理する(NH35は公式資料で確認・2026-08-01時点)
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この記事の確かめ方
- ✅公式で確認した項目:NH35のベース機とされる4R35/4R36のセイコー公式取説PDF(確認日2026-08-01)
- ✅手法は/methodologyを参照
- ❌未評価:実機の精度・巻き上げ心地・仕上げ(僕は実機を測っていません)
- 🔄仕様は改定されうるので、購入前に必ずメーカー公式で確認してください
結論(先に)
NH38とNH35、どちらもセイコーインスツル系のキャリバーとして名前が挙がりますが、僕が今回確認できたのはNH35(正確にはベース機の4R35/4R36)の公式スペックだけでした。NH38固有の公式スペックシートは、今回の調査範囲では見つけられませんでした。ここでは確認できた事実だけを表にして、NH38については「わかっていること・わかっていないこと」を分けて書きます。
諸元表(確認できた範囲)
| 項目 | NH35(ベース機 4R35 公式値) | NH38 |
|---|---|---|
| 駆動方式 | 自動巻(手巻き機構つき) | メーカー公式で確認できず |
| 基本機能 | 3針(時・分・秒)、日付表示 | メーカー公式で確認できず |
| 毎時振動数 | 21,600振動/時(6振動/秒・セイコー公式取説による) | メーカー公式で確認できず |
| パワーリザーブ | 最大巻上時 約41時間(セイコー公式取説による) | メーカー公式で確認できず |
| 石数 | 23石(4R35国内公式・セイコー公式取説による)/24石(NH35A外販版・業者資料が一致)※両論併記 | メーカー公式で確認できず |
| 日差(公称) | +45秒〜−35秒(気温5℃〜35℃・腕装着時・工場出荷時の調整値) | メーカー公式で確認できず |
| ハック機能 | あり(りゅうず2段引きで秒針停止) | メーカー公式で確認できず |
NH35の確認カルテは/tools/nh35/にまとめています。数値の出所と確認日はそちらでも見られます。
数字の読み方
日差の公称は「工場出荷時に調整された値」であって、実際の日差ではありません。セイコー公式取説にも「メカニカルウオッチの特性上、携帯時間・温度・腕の動き・ぜんまいの巻き上げ量などによっては上記精度の範囲を超える場合がある」とはっきり書かれています。個体・姿勢差・巻き上げ状態で簡単にずれる数字だと僕は理解しています。
NH35について確認できたこと
NH35Aは、TMI(Time Module, Inc.)が外販するムーブメントです。ただしNH35A単体の消費者向け公式スペックシートは、僕が今回探した範囲では見つかりませんでした。そこでこの記事では、NH35Aのベースとされる4R35(セイコーの国内正規版)の公式取説PDFを一次資料として使っています。
駆動方式は自動巻(手巻き機構つき)。りゅうずは2段引きのねじロック式で、2段目まで引き出すとハック(秒針停止)が働きます。基本機能は3針+日付表示です。姉妹機の4R36は日付・曜日表示が付く分、りゅうず操作の手順が異なります。
石数は割れています。4R35の公式取説では23石。一方、NH35A外販版については複数の業者資料が24石で一致しています。どちらが正しいか僕には決められないので、両方をそのまま書いています。これがこのサイトの立場です。
NH38について、わかっていないこと
正直に書きます。NH38固有の公式スペックシート・技術資料を、僕は今回の調査範囲では確認できませんでした。振動数・石数・パワーリザーブ・日差の公称のいずれも、根拠のある数値を出せる状態にありません。
一般に「NH3系」としてまとめて語られることがありますが、系統が違えば諸元も違う可能性があります。確認していない数字を、他のキャリバーの値から類推して書くことはこのサイトではしません。NH38の仕様が必要な場合は、メーカー公式の仕様ページで直接確認することをおすすめします。
未評価の明示
精度・巻き上げ心地・仕上げについては、僕はNH35もNH38も実機を測っていません。未評価です。両モデルとも、購入を検討する際は搭載機種の販売元やメーカー公式の仕様ページで最新情報を確認してください。
対象外にした点
NH38の諸元は今回の資料束に含まれておらず、一般知識で埋めることは規律上できません。今後、公式のTechnical GuideやSpec Sheetが確認でき次第、この記事を改定します。
確認日:2026-08-01。仕様は改定されうるため、購入・比較の前に必ずメーカー公式の情報を確認してください。