キャリバーDB腕時計ムーブメントの諸元を公式一次ソースで確かめる

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最終更新 2026-08-05諸元は出典つきで確認・取れていない値は書きません

ETA2824-2とETA2892-A2の違い|確認できた諸元だけを比較(2026-08-05)

公開

諸元の比較1キャリバー・6項目
項目ETA 2824-2
駆動方式自動巻+手巻き併用
振動数28,800振動/時(4Hz)
パワーリザーブ38時間
石数25石
外径11½線(Ø25.60mm)
厚み4.60mm
日本語の一次資料一般公開の公式スペックなし
確認日2026-07-23
公式資料公式

「—」はメーカーの公式資料から値を取れていない項目です(それらしい数字で埋めません)。実機の日差・巻き上げ感・仕上げは僕が測っていないので、この表にはありません。

ETA2824-2とETA2892-A2の違い|確認できた諸元だけを比較(2026-08-05)

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結論(先に)

ETA2824-2は自動巻+手巻き併用、28,800振動/時(4Hz)、パワーリザーブ38時間、25石、厚み4.60mm、直径11½線(Ø25.60mm)と、ETA公式のTechnical Communicationで確認できました。ハック機能はストップレバー(部品番号9433)ありです。確認日は2026-08-05です。

ETA2824-2の比較図
画像出典: この記事で確認した公式ページ(2026-08-05 確認・自作の図解(データは出典の公表値))

一方のETA2892-A2は、今回僕が参照できた資料束とDBカルテのどちらにも、確認済みの公式数値が1件もありませんでした。ETAは両キャリバーとも時計メーカー向けのB2B供給が中心で、一般消費者向けの公式スペックページを持っていません。ETA2824-2は第三者ミラー経由でTechnical Communicationの原本にたどり着けましたが、ETA2892-A2については同種の資料に今回は到達できませんでした。だからこの記事では、確認できたETA2824-2の数値だけを表にし、ETA2892-A2は「未確認」として空けます。

確認できた諸元(ETA2824-2のみ)

項目 ETA2824-2 出所・確認日
駆動方式 自動巻+手巻き併用 ETA公式Technical Communication(2026-08-05確認)
ハック あり(ストップレバー:部品番号9433) 同上
直径 11½線(Ø25.60mm) 同上
厚み 4.60mm 同上
パワーリザーブ 38時間 同上
石数 25石 同上
毎時振動数 28,800振動/時(4Hz) 同上
精度グレード目安(参考値) Standard±12〜30秒/日/Elaboré±7〜20秒/日/Top±4〜15秒/日/Chronomètre(COSC)-4/+6秒/日 CaliberCorner(メーカー非公式・2026-08-05確認)

ETA2892-A2の同じ行は、ETA公式Technical Communication相当の資料に今回到達できなかったため、表から外しました。空けているのは手抜きではなく、確認できていないものを確認できたように書かないためです。

ETA2824-2の詳しい確認カルテは /tools/eta-2824-2/ にあります。

数字の読み方

精度グレードの数値は、僕が確認した範囲では「公称」であって実測ではありません。工場出荷時の調整幅を示す目安で、個体差・姿勢・巻き上げ状態によって実際の日差はこの範囲から外れます。ETA公式のTechnical Communicationそのものにこのグレード基準表が載っているところまでは、今回は確認できませんでした。業界で広く引用されるCaliberCornerの基準表からの参考値として扱っています。

短い話ですが、ここが一番誤解されやすい所です。公称値は「工場出荷時の一つの目安」でしかありません。

ETA2892-A2について今言えること

ETA公式サイト(eta.ch)のトップページを2026-08-05に確認しましたが、企業情報やニュースが中心で、個別キャリバーの技術仕様は掲載されていませんでした。ETA2824-2で確認に使えた第三者ミラー経由のTechnical Communicationのような資料に、ETA2892-A2では今回たどり着けませんでした。

調べた範囲(ETA公式トップページと、今回の資料束)では、ETA2892-A2の振動数・パワーリザーブ・石数・厚みのいずれも公式数値として確認できていません。ETA2892-A2が薄型ムーブメントとして扱われることがある、という一般的な言及は目にしますが、出典を示せない数字を並べるのはこのサイトの方針に反するため、ここには書きません。

ETA2892-A2の諸元を今すぐ知りたい場合は、時計メーカーが自社の完成品ページで搭載ムーブメントの仕様を公開していることがあるので、そちらの一次情報を確認することをおすすめします。

確かめ方と未評価

✅ 公式で確認した項目:ETA2824-2の駆動方式・ハック・直径・厚み・パワーリザーブ・石数・毎時振動数(ETA公式Technical Communication、確認日2026-08-05)。 ❌ 未評価:両キャリバーとも実機の精度・巻き上げ感・仕上げは僕は測っていません。ETA2892-A2は公式諸元そのものが今回未確認です。 🔄 手法の詳細は /methodology を参照してください。仕様は改定されることがあります。購入や選定の前に、必ずメーカー公式または搭載完成品の仕様ページで最新情報を確認してください。

キャリバーごとの寸法・諸元の図

ETA 2824-2 の外径(実寸比の作図)
外径: 11½線(Ø25.60mm)カルテの数値だけから作図。ムーブメントの意匠は描いていない(形の再現ではなく寸法の図)。Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の厚み(外径と同じ縮尺の側面図)
厚み: 4.60mmTier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の石数
石数: 25石Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の振動数と秒針の刻み
振動数: 28,800振動/時(4Hz)Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 のパワーリザーブ
パワーリザーブ: 38時間比較用の24時間は「1日」という定義値であって他社の値ではない。Tier B(メーカーの公式ページ)出典: ETA公式Technical Communication(darthalexミラー)(取得 2026-07-23)確認 2026-07-23
ETA 2824-2 の諸元は何を根拠にしているか
Tier A/B/C/D の定義は /methodology に全部書いています確認 2026-07-23

当DBの中でどのあたりか

当サイトのカルテのうち値が取れているものだけを数えた分布です。橙の線がこの記事のキャリバーの位置。

当DBのキャリバーの厚みの分布
厚みの値が取れているカルテ 48 件を1mm刻みで数えたもの(各値の出典は各カルテの表に記載)
当DBのキャリバーの外径の分布
外径(またはケーシング径)が取れているカルテ 47 件を2mm刻みで数えたもの
当DBのキャリバーのムーブメントサイズ(リーニュ)の分布
ムーブメントサイズ(‴)が取れているカルテ 46 件を1リーニュ刻みで数えたもの(1‴ = 2.2558mm)
外径と厚みの関係(当DB全体)
外径と厚みの両方が取れているカルテ 47 件。橙の輪がこの記事のキャリバー。
当DBのキャリバーの製造国の内訳
当DBのキャリバーの製造国の内訳=当DBのカルテ 44 件の値の文字列をそのまま数えたもの(多い順に最大8種類・各値の出典は各カルテの表)
当DBのカルテ 50 件で値が取れている項目の数
カルテ 50 件のうち、その項目に出典つきの値が入っているものを数えたもの(空欄=一次資料で確認できていない項目)
当DBの値を根拠の階級(tier)で数えた内訳
カルテ 50 件に入っている値 514 個を tier 別に数えたもの(各 tier の定義は /methodology)
当DBのキャリバーの石数の分布
石数が取れているカルテ 42 件を2石刻みで数えたもの

よくある質問

QETA2824-2とETA2892-A2はどちらが薄いですか?
A

ETA2824-2の厚みはETA公式Technical Communicationで4.60mmと確認できました(確認日2026-08-05)。ETA2892-A2については、今回参照できた資料の中に公式の厚み数値が無く、確認できていません。ETA2892-A2の厚みを確認したい場合は、供給元経由の技術資料か時計メーカーの仕様公開ページを確認してください。

QETA2824-2の振動数とパワーリザーブは?
A

ETA公式Technical Communicationで28,800振動/時(4Hz)、パワーリザーブ38時間と確認しました(確認日2026-08-05)。ETA2892-A2の同項目は今回の資料では確認できませんでした。

QETA2892-A2の石数は何石ですか?
A

ETA2824-2は25石とETA公式Technical Communicationで確認できています(確認日2026-08-05)。ETA2892-A2の石数は、今回参照した資料束とDBカルテのどちらにも公式数値が無く、確認できていません。ETA2892-A2の石数を確認したい場合は、時計メーカーの完成品仕様ページか供給元経由の技術資料を確認してください。この記事も確認でき次第更新します。

QETA2824-2の精度グレードはどう違いますか?
A

CaliberCornerの基準表(メーカー非公式の参考値)では、Standard±12〜30秒/日、Elaboré±7〜20秒/日、Top±4〜15秒/日、Chronomètre(COSC)-4/+6秒/日という目安が示されています(確認日2026-08-05)。ETA2892-A2側の同等表は今回確認できていません。

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